「あなたは何座」というとき、ふつう思い浮かべるのは太陽星座ですが、愛と欲望の結をのぞくには、もう二つの惑星を見る必要があります。すなわち金星と火星です。占星術でこの二つはよく「関係の二つの星」と呼ばれ、自分がどう惹かれ、どう近づくかを濃く染めると見られます。
まず金星は「惹かれと愛情」の星です。自分が何を美しいと感じ、愛をどう与え受け取り、何に価値を置くかの結を映すと見ます。同じ太陽星座でも、金星がどの位置にあるかによって、ある人は優しい言葉で、ある人は共に過ごす時間で愛情を表します。いわば金星は、自分だけの「愛の言葉」と好みに色を添える星です。
次に火星は「推進と欲求」の星です。自分が望むものをどう追い、どんなふうに力を出して進み、情熱と葛藤をどう扱うかを映すと見ます。火星がどの星座にあるかによって、ある人はまっすぐ突き進み、ある人はそっと押していきます。火星は「望むものへ向かって出ていく」自分だけのやり方に色を添える星です。
この二つをともに見ると、一人の恋愛気質がいっそう鮮明になります。惹かれと価値を描く金星、欲求と推進を描く火星が溶けあって、「愛し、近づく仕方」の下絵をなすからです。二人の図を重ねるシナストリーでは、片方の金星と他方の火星が触れる位置を、よく「ときめきと惹かれ」の結として読みます。ただ忘れないでください — 星座は定まった台本ではなく傾向にすぎず、どんな金星・火星を持っていても、だれもが深く優しく愛せます。
ですから金星と火星は、「自分はこういう人」と閉じ込める札ではなく、愛と欲求において自分がどんな結を持つかを映し、自分と相手をより寛やかに理解させてくれる鏡に近いのです。FortuneLeafのいつものように、これは定まった運命ではなく、自分をより深くのぞくための一片の楽しみとしてお渡しします。