タロットを初めて手にすると、厳しい「規則」をいくつも聞きます。新しいデッキは必ず浄化すべき、ほかの人がカードに触れてはいけない、最初のデッキは贈り物として受け取るべき、枕の下に置いて寝るべき… 聞いているうちに、始める前から気後れしますね。けれどこれらは本当に「守るべき規則」なのでしょうか。一つずつ正直に見ていきましょう。
まず、こうした風習がどこから来たかを見ると安心します。新しいデッキを「浄化」したり馴らしたりしたい気持ちは、カードを自分だけのもの、もう少し特別に感じたいところから生まれます。月光に置く、塩や香、カードを軽く叩く、といった方法は「このデッキは自分のもの」と心に印す小さな儀式です。「最初のデッキは贈り物であるべき」という話はもっともらしいですが、じつは根拠のないロマンチックな俗説です — 自分で選んで買ってもまったく問題ありません。
正直な真実はこうです。このどれも義務ではありません。デッキは紙であり、その意味はカードではなく「自分」から生まれます。「浄化」がカードを物理的に変えはしません。その価値は心理にあります — 仕事を始める前に机を整えるように、心を落ち着け集中させてくれる小さな儀式なのです。ですから「良いと感じるものは楽しみ、そうでないものは飛ばせば」よいのです。
やわらかな実践の案内を添えるなら、こうです。浄化の儀式が心を静かに整えてくれるなら、楽しんでください — カードを一度ざっと混ぜて「リセット」したり、しばし意図を思い浮かべるだけで十分です。逆に「規則を破ったのでは」という心配が不安を育てるなら、その規則は手放すほうがよいのです。不安な心はかえって良いリーディングを妨げますから。最初のデッキは気に入ったものを自分で買ってよく、心地よければ友がカードに触れてもかまいません。手入れは、清潔で乾いた場所に置けば長持ちします。
ですからタロットの唯一の本当の「規則」は単純です — 落ち着いた開いた心でカードに向き合わせてくれるものなら何でもよく、そうさせてくれないものなら何でも手放してよい、ということ。FortuneLeafのいつものように、これは定まった運命や守るべき禁忌ではなく、自分をより安らかにのぞくための一片の楽しみとしてお渡しします。