✦ FortuneLeaf

Self-Development

続く朝の習慣のつくり方

毎年一月になると、何百万もの人が「朝型人間」になろうと決意します。五時に起きて、瞑想し、日記を書き、運動し、日の出前に読書をする——そんな自分を思い描くのです。ところが二月には、たいていの人が再びスヌーズボタンを叩くようになります。原因はほとんどの場合、意志の弱さではありません。設計の問題なのです。習慣が実際にどう身につくかを無視したルーティンは、どれほどやる気があっても失敗します。逆に、自分の現実の生活に合わせて組み立てたルーティンは、ほとんど努力せずとも続いていきます。

十個ではなく、一つの「要」となる習慣から始める

朝の過ごし方を一気にすべて改革したくなる衝動——それこそが失敗を招く最大の原因です。頭がぼんやりして意志の力も乏しい三十分間に、十個もの新しい行動を詰め込めば、結局すべてを投げ出すことになります。そうではなく、たった一つの「要(キーストーン)」となる習慣を選びましょう。ほかの行動を自然と後に引き連れてくる、小さな一つの行動です。多くの人にとって、それはベッドを整えること、コップ一杯の水を飲むこと、あるいは二分間のストレッチだったりします。どんな習慣かということ自体より、原則のほうが大切です。一つを身につけ、それが自動的にできるようになってから、初めて二つ目を加える。ルーティンは建物のように積み上げるのではなく、植物のように育てるものなのです。

新しい習慣を、すでにやっていることに結びつける

習慣を定着させる最も確実な方法は、それをすでにある、決して欠かさない習慣に結びつけることです。これは「習慣の積み重ね(ハビット・スタッキング)」と呼ばれることもあります。たとえば「コーヒーを淹れ始めたら、日記に一行書く」、あるいは「歯を磨いたら、腕立て伏せを十回する」といった具合です。古い習慣が合図になるので、もう記憶ややる気に頼る必要はありません。毎朝必ず、欠かさずやっていることに目を向け、新しい行動をその「土台」の上に直接組み立てていきましょう。

前の晩に設計する

良い朝は、たいてい前の晩につくられます。着るものを決めておく、靴を出しておく、やかんに水を入れておく、明日いちばんにやることを書いておく——こうしておけば、寝ぼけた頭を消耗させ、摩擦を生む小さな判断がなくなります。摩擦こそがルーティンの敵です。あなたと習慣のあいだにある余計な一手間は、そのすべてが「やめる」きっかけになります。逆もまた真なりで、スマホを部屋の反対側に置き、本を枕元に置いておけば、良い習慣を悪い習慣よりも簡単にすることができます。

最初はばかばかしいほど小さく

もし計画した習慣が「三十分運動する」だったら、あなたは毎朝自分自身と交渉し、たいてい負けることになります。でもそれが「運動着に着替える」だったら、ほぼ必ず勝てますし、しかも一度着替えてしまえば、そのまま続けてしまうことのほうが多いのです。習慣を「簡単すぎる」と感じるくらいまで小さくすること——それは基準を下げているのではなく、継続を確実なものにしているのです。積み重ねは複利で効いてきます。毎日続ける小さな習慣は、二回だけやる野心的な習慣に勝ります。

抜ける日があると見込み、立て直し方を計画しておく

途切れないルーティンなど存在しません。旅行、病気、寝不足、そしてありふれた日常が、それを中断させます。ルーティンを保ち続ける人は、一度も抜けない人ではありません。二度続けて抜けない人なのです。一日抜かしても、それを良くも悪くもないこととして受け止め、翌朝また元に戻す。逆にそれを「失敗した」証拠として受け止めれば、あなたは静かにやめていくでしょう。立て直しを最初から計画に組み込んでおけば、月曜日を一日抜かしたことが、すべての終わりではなくなります。

ルーティンに仕えるのではなく、ルーティンに仕えさせる

最後に、朝のルーティンが何のためにあるのかを思い出してください。それは見せびらかすためのものでも、誰が一番早く起きられるかを競うためのものでもありません。それは、あなたをより穏やかにし、一日への備えを整えてくれる、小さくて確実な行動の積み重ねです。もしある習慣が役に立たなくなったら、変えればいい。目指すのは、背後で静かに機能してくれる朝であり、そうすることで、あなたは本当に大切なことに意識を注げるようになるのです。

FortuneLeafアプリで見る →

本ガイドは一般的な情報提供を目的としており、医療・金融などの専門的助言ではありません。個人的な判断は専門家にご相談ください。