ほとんどの人が目標を立て、そしてほとんどの人がその大半を途中で投げ出してしまいます。原因はたいてい、意欲の欠如ではありません。体を鍛えたい、お金を貯めたい、語学を身につけたい——そう心から願っている人は大勢います。問題は、目標の「立て方」にあります。裏づけとなる仕組みのない漠然とした願いは、目標ではありません。それはただの「希望」です。希望を実際に手が届くものへと変える鍵は、よく検証されたいくつかの原則に集約されます。
具体的で、測定できるものにする
「体を整える」は目標になりません。達成できたかどうかを知りようがないからです。一方「週に5日、30分歩く」は目標になります。達成できたかどうかにチェックを入れられるからです。数十年にわたる目標設定の研究によれば、具体的で挑戦的な目標は、漠然とした目標を確実に上回る成果をもたらします。役に立つ目標は、「何を」「どれくらい」「どのくらいの頻度で」やるのかにきちんと答えてくれます。曖昧さは心地よく感じられます——決して「失敗」にならないからです。しかし、まさにその心地よさゆえに、漠然とした目標は決してあなたを行動へと駆り立てません。具体的であることが居心地悪いのは、進歩も失敗もはっきり見えてしまうからであり、そしてそれこそが、目標を機能させる理由なのです。
結果だけでなく、仕組みに目を向ける
結果——10キロ痩せる、本を書き上げる、ある金額を貯める——は、あなたが直接コントロールできない「遅れて現れる成果」です。あなたがコントロールできるのは仕組み、つまり結果を生み出す、繰り返し可能な日々あるいは週ごとの行動です。うまくいく人といかない人が、同じ目標を掲げていることはよくあります。違いは、従っている仕組みにあります。ですから、どこへ向かうかを知るために結果を設定しつつ、意識はプロセスに注ぎましょう。日々の行動をしっかり固めれば、結果はおのずとついてくるものです。
最初の一歩を、ばかばかしいほど小さくする
「やろう」と決めることと、実際に「始める」ことのあいだの隙間——ここで多くの目標が息絶えます。その解決策は、最初の一歩を、飛ばすのが逆にばかばかしく思えるほど小さくすることです。「スペイン語を1時間勉強する」ではなく「アプリを開いてレッスンを一つやる」。「小説を書く」ではなく「100文字書く」。難しいのは始めることです。いったん始めてしまえば、たいていの場合、必要とされた小さな約束よりずっと先まで、勢いが運んでくれます。ささやかな最初の一歩は、あなたの足を止める抵抗を出し抜くための「仕掛け」なのです。
目に見えるところで記録する
測られるものは管理され、見えるものは実行されます。シンプルで目に見える記録——習慣トラッカー、日ごとにバツ印をつけるカレンダー、積み上げていく集計——をつけると、二つの効果が生まれます。正直な進捗が見えること、そして「途切れさせたくない」という小さな連続記録が生まれることです。記録は凝ったものである必要はありません。冷蔵庫に並んだチェックマークの列は、一度も開かない高性能なアプリに勝ります。大切なのは、進歩も後退も無視できないようにすることです。
障害が来る前に、その備えをしておく
楽観的な計画は、すべてが順調に進むことを前提にしますが、そんなことは決してありません。はるかに信頼できるのは、予測できる障害にどう対処するかを、あらかじめ決めておくやり方です。「雨が降ったら、運動は室内でやる」「外食に誘われたら、ヘルシーなメニューを頼む」。障害に名前をつけ、その対応をあらかじめ決めておけば、良い意志がたいてい負けてしまう「その場での駆け引き」を取り除けます。要するに、難しい決断を、プレッシャーのなかで毎回下すのではなく、落ち着いた状態で一度だけ下しておくのです。
自分を責めずに、見直して調整する
最後に、目標を「あなたの人格への判決」ではなく「下書き」として扱いましょう。定期的に——理想は週に一度——見直し、現実がそう求めるときには、目標そのものや仕組みを進んで調整してください。目標を達成できなかったことは、道徳的な失敗ではなく「情報」です。それは、あなたに能力がないと告げているのではなく、計画に微調整が必要だと教えてくれているのです。目標を達成する人とは、たいてい最も規律正しい人ではなく、自分の実際の生活に合うまで計画を調整し続けることを、最もいとわない人なのです。