Tiwaz — 正義・勇気: ティワズは天空神テュールを表すルーンで、伝統的に正義と名誉、犠牲をも辞さない勇気を象徴する。正しさのためにまっすぐ進む意志と信頼に足る指導力を意味するとされる。 (逆位置: 逆位置は不正や意志の弱まり、あるいは名誉を失った争いを象徴する。まっすぐさが揺らぎ信念と勇気が崩れる影とされる。)
Berkano — 誕生・成長: ベルカノは白樺を表すルーンで、伝統的に誕生と成長、慈しみ育む母性的な気を象徴する。新たな始まりと包み育てる保護、穏やかな再生を意味するとされる。 (逆位置: 逆位置は停滞した成長や世話の欠如、あるいは流れた始まりを象徴する。芽が開かずに萎れる影とされる。)
Ehwaz — 馬・連携: エワズは馬を表すルーンで、伝統的に信頼で結ばれた連携と協力、共に進む前進を象徴する。馬と騎手のように一つの呼吸で動く忠実なパートナーシップを意味するとされる。 (逆位置: 逆位置は狂った呼吸や不信、あるいは止まった協力を象徴する。共に進んでいた者が拍子を失い離れていく影とされる。)
Mannaz — 人・自我: マンナズは人を表すルーンで、伝統的に自我と人間性、共同体の中の自分を象徴する。理性と協力、自己認識を通じて人々の間で均衡を見いだす知恵を意味するとされる。 (逆位置: 逆位置は自己欺瞞や孤立、あるいは歪んだ関係を象徴する。自我の均衡が崩れ他者とも自分とも食い違う影とされる。)
Laguz — 水・直観: ラグズは水を表すルーンで、伝統的に流れと直観、感情の深さを象徴する。無意識や夢、自然な変化に身を委ねるしなやかさを意味するとされる。 (逆位置: 逆位置は流れの滞りや恐れ、あるいは感情の氾濫を象徴する。直観を背け、または深い水に呑まれる影とされる。)
Ingwaz — 種子・潜在: イングズは豊穣の神イングを表すルーンで、伝統的に内に宿す種子と潜在力、機が熟す時を象徴する。静かに凝縮され、やがて放たれるエネルギーの完成を意味するとされる。 (逆位置: イングズは対称形で逆位置を持たないが、影の面は停滞した潜在力や先送りされた実り、塞がれた成長を指す。放たれずに閉じ込められたエネルギーとされる。)
Dagaz — 夜明け・突破: ダガズは夜明けを表すルーンで、伝統的に闇から光への転換と覚醒、突破の瞬間を象徴する。対立が和解し新しい日が開ける希望的な変化を意味するとされる。 (逆位置: ダガズは対称形で逆位置を持たないが、影の面は遅い変化や出口の見えない闇、あるいは空しい希望を指す。夜明け前の最も暗い時とされる。)
Othala — 遺産・故郷: オタラは受け継いだ土地と家系を表すルーンで、伝統的に遺産と根、守られてきた価値を象徴する。祖先から受け継ぐ拠り所と帰属の感覚、真の安らぎの場を意味するとされる。 (逆位置: 逆位置は断たれた根や古い慣習への執着、あるいは失われた帰属を象徴する。過去に縛られて進めず、または拠り所を彷徨う影とされる。)