厳かに、そして静かに座した者が、片手に天秤を、もう一方の手に剣を握り、世の事々を釣り合わせています。柱のあいだに在るその姿は、正しさ、偏りなき真理、そして責任を呼び起こします。私たちの行いの結末を統べる道徳の律を表し、すべての因にはその果があり、均衡こそ人と神の秩序の至上の目標なのだと思い起こさせるのです。
正義は、均衡、誠実さ、そして真理に基づく決断の化身です。霊的には、私たちが因果という宇宙の律のもとにあることを思い起こさせてくれます。このカードは、己の人生を正直に見つめ直し、いかなる不均衡をも正すよう誘います。透明さと責任をもって行動し、個人的な偏見を退けて客観的な明晰さを選んだとき生まれる、公正さの現れなのです。
日々の暮らしにおいて、何よりも客観性を求めなさい。法的な、あるいは私的な争いに直面したなら、事実を卓上に並べ、全き誠実さをもって行動する時です。近道や情実を求めてはなりません。最も公正な解決は、率直で冷静な見極めから生まれるものです。己の事を整え、約束を果たし、誠実さの欠如ゆえに混乱した状況に調和を取り戻す絶好の時です。
誠実さと公正さをもって行動しなさい。あなたの行いの明晰さこそ、安定の礎となるのですから。
リーディングでの意味: まもなく法的な判決が下される. ある人が決断を下そうとしている. あなたは事実を集める必要がある.
正位置の意味: 客観的な決断を下すこと; 行動の前に事柄を入念に吟味すること; 状況への反応を適切に調えること; あらゆる事実を手に入れること; 証拠を検討すること; 熟慮すること.
逆位置の意味: 容赦なき批判を浴びせること; 規則や規定に取り憑かれること; 破壊的・逆効果であってもなお規則を杓子定規に守ること; 拙速な決断を時宜を得た行動と取り違えること; えこひいきを示すこと.
キーワード: 均衡, 律法, 公平, 客観性.