曇り、嵐立つ空のもと、三本の剣がひとつの心臓を貫いています。別離や失望から生まれる悲嘆と心の痛み、その本質を捉えた情景なのです。
ソードの3は、人の道の一部をなす、避けがたい心の痛み、引き裂かれ、そして幻滅の経験を象徴しています。霊的には、傷を通して心が開かれることを表します。癒すためにはまず、別離や崩れ去る理想の痛みを己に感じさせねばならぬのだと、認めることなのです。それは、己の感情に対する痛烈なまでの正直さのカードです。
あなたの私生活において、今この時は感情を抑え込まぬことが肝要です。別離、行き違い、あるいは拒絶に直面しているなら、裁くことなく悲しみを味わいなさい。痛みの根を理解することこそ、解放への第一歩。表面的なものでその傷を覆おうとしてはなりません。雨が瓦礫を洗い流し、未来への明晰さをもたらすのに任せなさい。
己の傷を、成長に欠かせぬ道標として受け入れなさい。痛みを認めることで、それがあなたを支配する力を奪い、心が癒えはじめるのを許すのですから。
リーディングでの意味: 別離や不実があふれている. けれども、今あなたを苦しめるものは、のちにあなたのためになると分かるはずだ.
正位置の意味: 物事をありのままに見る勇気を持つこと; 批判の眼を働かせること; 己自身の最も厳しい批評家であること; 物事が常に思惑どおりに運ぶとは限らぬと認めること; 痛ましい真実を受け入れるべく、心の痛みを乗り越えること.
逆位置の意味: 絶望にふけること; 他者の思いや言葉、行いに、己を完全に打ち砕かせること; あまりに厳しく己を裁くこと; 己に非現実的なまでの完璧さを課すこと; 恨みを抱えたまま、感情を剥き出しにすること.
キーワード: 不和, 隔たり, 不満, 心の痛み, 拒絶.