タロットを一枚ずつ引いていると、昨日引いたのが何のカードだったか、そのときどんな感じだったかを、すぐに忘れてしまいます。だから長くタロットを楽しむ人がそっと勧める習慣が一つあります — 「タロットジャーナル(タロット日記)」です。引いたカードとその日の思いを短く書きとめるノートですね。大げさなものはいりません、ノート一冊やスマホのメモ一つで十分です。
なぜこれがこれほど役立つのでしょう。第一に、自分だけのカードの意味が育ちます。本に書かれた意味を覚えるより、「このカードを引いた日に自分に何が起きたか」を積み重ねるほうが、ずっと生きた理解を与えてくれます。第二に、パターンが見えてきます。同じカードが特定の時期にやたら出る、あるカードの後にはいつも似た気持ちが続く — そうしたことは、記録が積もって初めて気づけるのです。
第三に、これがいちばん大切ですが — ジャーナルは「直感」と「自分の願い」を見分ける助けになります。カードを見るとき、私たちはしばしば見たいものを見ます。ところがその日の解釈を書いておき、後で実際にどう流れたかと見比べると、自分の読みが楽観に寄りすぎていたか、恐れに押されていたかが正直に表れます。そうしてタロットを「占い」ではなく「自分を映す鏡」として、より明晰に使えるようになるのです。
書き方は簡単です。日付、引いたカード(とスプレッド)、その瞬間に浮かんだ自分の感じと解釈、そして時が経った後に実際どうだったか — この四行で十分です。正解を書こうと気張らず、浮かぶままに正直に書くのが肝心です。ただ忘れないで — タロットジャーナルは未来を当てる成績表ではなく、自分の心の流れをやさしく見守る観察日誌です。そして人生の大きな悩みやつらい心は、カードではなく、そばの人や専門家と分かち合ってください。FortuneLeafはいつものように、定まった運命ではなく、しばし自分をふり返らせる一片の省察をお渡しします — タロットジャーナルは自分を採点する帳簿ではなく、78枚の絵とともに自分の心が育つのを見守る、一冊の優しい記録にすぎないのですから。